2018年5月26日土曜日

ゆがみ

このことを書くのはちょっと恥ずかしい。
なんせ、整体歴うん十年にもなる自分が整体をまったく理解してなかったことを白状するようなものだから。

歪み問題である。
ゆがみという言葉に「不正」という漢字が充てられるようになったのは一体いつからのことなのだろうか。ずっと、ゆがみという言葉に負の価値が付与されてきたのは、この「歪」という漢字が充てられてきたことと深くつながっているに相違ない。そもそも、歪みという言葉が成り立つためには、普通とか正常とか標準といったものがすでに想定されているわけで、非常に近代的な発想であることはわかる。でも、その近代に深く冒されてる。左右揃ってるものは止まっている、終わってるという最近の稽古を続けているうちに、やっと近代の洗脳を脱したというわけだ。空間的身体から時間的身体へ、左右対称性からの脱却、反対を与えない整体...。これまで出てきた、数多くの課題が、急に繋がって、新しい姿を見せてきた。

歪められないことの方が問題なのだ。
冒頭にも書いたけど、ほんと恥じ入るとはこういうことで、ここまで、晴哉先生の体癖論もまったく理解してなかったことを痛感している。でも、いまさらながら整体が面白くなってきた。呆れられることを承知で、ここに記しておくことにする

2018年5月9日水曜日

おやこからだづくり講座

シリーズ第3弾
詳細はこちら(↓)から
https://www.kokuchpro.com/event/201806sj/

ちょうど一ヶ月後の開催になります
稽古会関係者の窓口は角南となります

2018年5月8日火曜日

ブックマーク

このところブログ更新されてませんよ〜
閉鎖しちゃったんですか〜というコメントを何人かの方にいただいた
ドメイン更新時ののトラブルからか、
dohokids.comからアクセスができなくなっていたりもしたようだ
念のためブックマークをこのブログのdohokids.blogspot.jpに変更しておいてください

更新頻度が落ち込んでいるのもたしか
なにも起こっていないわけではなく、ブログを書こうという意欲がなくなったわけでもない
ただ、ブログという容れ物にふさわしい内容ではなかっただけのことなのでご容認のほどを

稽古場開設30周年企画もあたためています

2018年4月29日日曜日

4月の読書

はたらかないで、たらふく食べたい* 栗原康 タバブックス 2015
「移行期的混乱」以後* 平川克美 晶文社 2017
アースダイバー 東京の聖地* 中沢新一 講談社 2017
死してなお踊れ* 栗原康 河出書房新社 2017

2018年4月26日木曜日

4月

おいおい、4月が終わっちゃうよ
いったい何してたんだろう?
行事満載であたふたしているうちに26日になってしまった

せうそこ翌日の1日、等持院で稽古したあと大阪西成へ
西成稽古場を初訪問、そして関西に引っ越してきてはじめての風狂知音
翌2日からはブラジル組第5弾?となるRitaさんとの稽古が始まり、
それに奇しくも三上賀代さんが絡むことになる

一日、2〜3時間x10回という短期集注型の稽古
この制約の中で、ここでやっていることをどのように伝えられるか
なかなかむづかしい
体を動かしていく稽古であれば、ブラジリアの大学で演劇を教えている方なので、
動法の難しさも、その後の達成感も体験していくことは可能だろう
でも、その前提となる「集注」という課題と取り組むのは大変
ご本人は満足したというが、こちらとすると消化不良感が残ってしまう

中旬に白山稽古会があって、その翌週は操法講座で東京へ
京都に引っ越してきてからの唯一の誤算は、この東京行きの回数の多さ
講座・研修に合わせて、年3回行くくらいだろうと高を括っていたのだが、
家族がらみの用事も結構出てきて、今年もすでに3回目
ま、これはしかたないか

そうそう、定例化しつつある「おやこ稽古会」ですが、6月9日(土)に開催決定
詳細決まったら、また告知します

2018年4月25日水曜日

インドの刺繍・カンタと韓国のポジャギ展

先日、上京の折、みどり稽古場に泊めていただいたのですが、
そのときに教えていただいたのが
「インドの刺繍・カンタと韓国のポジャギ展」
鈴木陽子さんの作品が観られるようです
会場は東京・恵比寿のAmericabashiアートギャラリー



2018年4月7日土曜日

活元運動以前

せうそこ参加者から「活元運動以前」の稽古をやりませんかというリクエストがあったので、せうそこ翌日の午前、参加者3名で開催。一番スタンダードな再現法を用いた様式を選択。稽古場の中では比較的活元運動になじみのある参加者だったこともあるが、活元運動を未体験の稽古場ネイティブの人たちに活元運動を教えることは可能だなという感触を得ることができた。活元運動の稽古化に取り組んで、もう5年以上になるのか。
http://dohokids.blogspot.jp/2012/12/blog-post_10.html

思い切って7月までの稽古日程出しました
但し、6月7月は暫定版の扱いです
http://dohokids.blogspot.jp/2016/12/34.html

2018年4月3日火曜日

物販

稽古場や指導室が物品販売をはじめたらおしまいである、
というのは常識
それでも、整体を学ぼうとする人たちの助けとなる書籍等は必要だし、
稽古グッズが市販されているはずもない
よって取次業者のような機能も最低限果たさなくてはならぬ

稽古会でしか扱ってない二重局面の下駄をあずかることにした
並べてみたら履物屋のようで、なかなか壮観
稽古会に来ている方のつくった襦袢も置いてある
あとは、せうそこくらいですね


一年

3月31日、第五回のせうそこ、いい感じで無事終了
思えば、一年前の同じ日、私が話者となったせうそこ3が開催されたのだった
印刷物になったせうそこに、「喪が明けてしまう」と書き、「難儀なことだ」とも書いた

翌4月1日、風狂知音を聴きに大阪まで足を伸ばした
津村さんがいない風狂知音を聴いてがっかりするんじゃなかろうか、
などと思っていたのだが杞憂に終わった
風狂知音はまだ3人でやっていた

初対面の方に、「せうそこ3」を読みましたと話しかけられ、思わず背筋が伸びた
「いや、あれは、一年前の私でして...」と言い訳している自分がいた
俗界に戻ってくるとは、まったく難儀なことである

2018年3月31日土曜日

3月の読書

路地裏の民主主義* 平川克美 角川新書 2017
風と土の秋田* 藤本智士 リトルモア 2017
魔法をかける編集* 藤本智士 インプレス 2017
「消費」をやめる* 平川克美 ミシマ社 2014
うしろめたさの人類学*  松村圭一郎 ミシマ社 2018
絵で見る服とくらしの歴史* 菊地ひと美 講談社 2012
原色日本服飾史* 井筒雅風 光琳社 1982

2018年3月26日月曜日

ひな人形の謎

先日遊びに来た人が、
お彼岸明けたらひな人形を飾って、旧暦の3月3日に片付けるんだ
という話をされていてた
あ、そうか、まだひな人形飾れるじゃないか
押入れから、ここ数年仕舞いっぱなしになっていたひな人形を取り出してきた
娘のところに女の子が生まれたら送ってやろうと思いつつ、
生まれてくるのは男の子ばかりで、結局、手元に残っていた

このひな人形には謎がある
独身時代、付き合い始めて間がない頃だと思うのだが、
亡くなったカミさんが、僕のところに送りつけてきたものなのだ
半年後には結婚し、一年もしないうちに娘が生まれたから、
そのひな人形は、当たり前のように、毎年春になると居間の一角に飾られるようになった
はたして、このひな人形にはどのようなメッセージが込められていたのか
結局、聞きそびれてしまったのだった


2018年3月13日火曜日

テキスト

やりかけだったテキストのデータベース化作業再開
これまで書いてきてものを年毎ひとつのまとまりにするだけのことなのだが、
30年分もあると、結構めんどくさい
PDFとして保存していたブログからテキストを取り出そうと思ったら、
画像として保存されているものなどあって、手こずった
最近知った、google drive、google doc経由でテキストを取り出す手法でなんとかテキスト化に成功
ひたすら、コピー&ペーストするだけの作業

これやって、なんの役に立のかという疑問はある
はじめて禁糖をやったのはいつか?といった自分の問いに応えるくらいのことである
(2004年のようです)

32ファイルあわせて、パソコン上のデータ量が4メガバイトに満たないことにおどろく
昔風にいえば、フロッピー1枚に収まってしまう分量
あるいは、デジカメ写真1枚分と言い換えてもよい
30年間、書き続けてきたものの分量とデジカメ写真1枚がデータ量的には等価
とは何を意味しているのか?

文字情報というのは抽象の極み、ということになるのでしょうね
俳句など十七音で世界を記すわけですから

2018年3月3日土曜日

変わり目

男の変わり目は64,70,76歳だそうである
なぜそうなのだ?と思わぬではないが、とにかく生活を変えなさい
とのこと

僕が京都に越してきたのが63歳のとき
数え年でいえば64だったから、変わるべき年回りだったのか
実際、生活は大きく変わった

まず、夜、出歩かなくなった
関東にいるときなら9時10時に外を歩いているのは普通だったが、
その時間なら、今はもう寝る態勢である
着物で過ごす時間がどんどん増えてきたというのも、大きな変化
最近は、食生活まだ変わりはじめ、肉食わなくてもよくなってきた

今年70を迎える我が師匠
あいかわらず、がんがん頑張ってるようにしかみえないのだが、
ちょっと生活変えてください

2018年2月27日火曜日

2月の読書

見知らぬ場所* ジュンパ・ラヒリ 新潮社 2008
性食考* 赤坂憲雄 岩波書店 2017
歴史の話* 鶴見俊輔・網野善彦 朝日新聞社 1995
時代劇ベスト100* 春日太一 光文社新書 2014
退歩のススメ 藤田一照 x 光岡英稔 晶文社 2017
荒凡夫* 金子兜太 白水社 2012
両神* 金子兜太 立風書房 1995

2018年2月22日木曜日

稽古日程 5月〜7月

最新版はこちら
下記カレンダーはクリックすると拡大されます

・複数人でのテーマ稽古も受け付けています


【5月】



















【6月】

















【7月】



暫定版です




2018年2月19日月曜日

清澄庭園

東京に来ている
二人目の孫が生まれ、先月に続き2度目の上京
先月は出産直後のの臨戦態勢という感じだったが、
5週過ぎて、徐々に普通の四人家族の生活が形成されつつある
まあ大丈夫そう

上の孫を連れて近所の清澄庭園に
前回来たのは、十年、いやもっと前かもしれない
都心とは思えない、広々とした日本庭園で、池の中にはお茶室もある
そのうち、ここを借りて、稽古会をやるのもいいだろう
娘が清澄白河というエリアに住みはじめたことで、
この下町風情と最新のカフェ文化が混ざり合った街を散歩するようになった
さて、あと数日、この街を探検することにしよう


2018年2月13日火曜日

テーマ

テーマ稽古というのをはじめて一年近く経つが、
いったいどんなテーマが出てきたのか、メモをまとめてみるとこんな感じ
坐法臥法といった基本的なものから、稽古会の復習まで、
いろんなリクエストを抱えてみなさんやってくる
なかには謎掛けみたいなテーマを言ってくる方もいて、これはこれで愉しい

すり足
坐法
臥法
支点をはずす
一息脱力 L4、L2
垂直感
封じる
空中視点
感覚の境界線
随伴行気
卵巣の行気
地と図
合掌行気以前
合掌行気
三角形の解体
三点の集注
裡のうごき
活気づけ
五七五
観点
相互運動
活元操法

2018年2月8日木曜日

禁糖終了

禁糖終了
待ちきれず終わった
というより、飽きて終えてしまった
今回は、スパッと始めてスパッと終わったというよりも、
ひょいとはじめて、ひょいと終わった
ちょっと自信なかったのだけれど、
禁糖終えてからの方が、腹部第2はしっかりしてるから、これでよかったのだろう
劇的なことは何も起こらず、なにもかもが普通だった今年の禁糖
それでも、チャイに蜂蜜入れて飲めるのは嬉しい

2018年2月7日水曜日

回覧板

回覧板は割に頻繁に回ってくる
ただ、あまり役に立つものはなくて、さっさと次に回してしまう
たまに面白いものもあって、例えば、今日回ってきた「衣笠まちづくり通信」
この稽古場のある場所がもともと映画の撮影所であったことが地図で示されている


2018年2月6日火曜日

北陸豪雪

めずらしく京都は晴れの日がつづいている
それでも、今年は寒さ厳しく、北陸仕様で京都の街を歩いている
足元は防寒ブーツ
稽古着の上にダウンのベストを着て、その上はジャンパーまたはウールのコート
腕にはアームウォーマー
もちろん頭には帽子

北陸の雪は多いようで、サンダーバードは連日の運休
白山稽古会のメンバーに連絡してみると、一日雪透かしをやっているという
幹線道路の除雪はできているにしても、それ以外の道の除雪は住民がやるしかない
北陸は車社会になっているから、車が使えないと生活にも支障が出てるのではないか

石川には8年通っているが、先月体験した雪の量は、これまでで最大
今回、それを超える雪が積もっていそうだ
今月の白山稽古会は来週の土曜日なのだが、はたしてどうなることやら

2018年2月2日金曜日

澁谷和子展

澁谷和子展に行ってきた
いい展覧会って、その場に身をおくだけで、ふくよかになってくるものだが、
この澁谷先生の会って、まさにそんな感じ
2月12日まで
http://www.someseiryu.net/topic_page.html


2018年1月30日火曜日

1月の読書

その名にちなんで* ジュンパ・ラヒリ 新潮文庫 2004
謎床* 松岡正剛 ドミニク・チェン 晶文社 2017
建築家という対話* 光嶋裕介 ちくまプリマー新書 2017
明治維新という洗脳 苫米地英人 ビジネス社 2015

2018年1月25日木曜日

禁糖2018

朝寝床の中で腹部第2に触れてみたら、禁糖警報を発していた
それが昨日のことで、一昨日買ってしまったどら焼きに後ろ髪を引かれながら禁糖開始

先週5泊6日の日程で東京に行ってきたのだが、
食事の量も普段より多めだったし、甘いものを食べる機会も多かった
腹部第2に変調をきたした状態で京都に帰ってきたのだが、
結局、そのまま禁糖に入ることになってしまった

十年もやってると、すでに季節の風物詩みたいなもので、淡々とやるだけ
このところ外食する回数も減ってるし、食生活が大きく変化するわけでもない
それでも、いざ禁糖を始めると、自分の中にある食への執着心が前面に出てくるのが面白い
昔は禁糖中の料理写真をブログに載せたりもしてたけど、もういいでしょう
今回は干し芋で乗り切ります

あ、禁糖って、度合に対する感受性を取り戻すための稽古ですからね
この点はお忘れなく

2018年1月15日月曜日

雪のちから

北陸からの帰り道、車窓に広がる雪原を眺めながら考えた
今回、いつになく落ち着いて操法できたのはなぜだろう
会場として使っているのは、築百年を超える純和風木造建築
重厚感があって落ち着いている
しかも8年間、ほぼ毎月開催しているから、ここに来ると「帰ってきた」
と思えるほど空気になじんでいる
でも、今回の落ち着きに貢献したものが他にあるはず
思い至ったのは雪
庭を埋め、建物をすっぽりと覆ってしまった雪、その雪の力ではないのか
その重み、温かさ、湿度、シズミ感
いや、それはある種の諦念感と呼べるものだったようにも思える
そうか、こういうものに、土地土地の人間は育まれていくのだ






















2018年1月12日金曜日

寒波襲来

こういう時になぜか白山稽古会の日程が入っている
お昼過ぎ、13時の便に乗ろうと京都駅まで行ってみたら北陸線動いてないとのこと
しかたなく、駅前のスタバでカフェラテ飲んで、喫煙所で一服して帰ってきた
16時以降なら動きはじめるかもしれない、
という駅員の言葉を信じて18時台の特急に予約を変更
このあたりで、やっとサンダーバードの運行状況がみられるJR西のページ発見
16時すぎ「北陸線運転再開」の表示が現れたので、再び京都駅に向かうことにした
定刻に着くことは期待しないけど、せめて日付が変わる前に宿に入りたい
---
出直して京都駅
駅弁を買い込んでサンダーバードに乗り込む
福井に入るともう銀世界
20分遅れで松任到着
すごい雪の量
石川に8年通ってるけど、平地でこんなに雪が積もったのを見たことがない
雪を押して京都からたどり着いたものの、この雪の量は休講レベル
明日の稽古会にみんな来られるのかしら
この部分に考えが至ってなかったな〜


2018年1月4日木曜日

京都フォーラム

年末、書類を整理していたら京都フォーラムの抜き刷りが出てきた
タイトルは『生の充実、調和の感覚を求めてー「感応」と「内観」の整体思想』
1991年夏、京都の国際会議場で裕之先生が講演者の一人として呼ばれていった時のもの
私もカバン持ちで同行したのだが、なぜか、東京から夜行列車に乗った記憶がある
稽古場がはじまった当時の考えかたが、よくまとまっているもので、
これを稽古に来ている人に読ませてあげようと、バラしてスキャナで取り込んでみた
ところが、ほどなくして届いた月刊全生の1月号を開いて驚いた
この講演録がそのまま掲載されてるではないですか
裕之先生の文章が月刊全生に載るのは随分ひさしぶりー25年は経っているはず
その復帰作がこの講演記録であるというのは時宜に叶っていますね
編集長GJです
前エントリーでも書いたけれど、今年は稽古場30周年なので、「30周年」というラベルをつくることにしました


2018年1月3日水曜日

新年

新しい年明けです
今年は稽古場にとって創設30周年のビッグイヤー
そういえば、いただいた年賀状の中に、私の稽古に出ることで
「身体教育研究所の歴史を学ばせていただいている」というような文面があった
たしかに、せうそこも歴史発掘シリーズみたいになっている
本部稽古場が活動をはじめた数ヶ月後、月刊全生に「稽古場風景」という文章を書いたことを思い出したので、発掘してきました
ダン先生も含め、大半の参加者は洋服姿で、稽古着らしきものもすでに登場していることがわかります