2016年2月21日日曜日

イスタンブール

舞台はイスタンブール、旅行者がたむろするドミトリーの一室
二段ベッドが四つ、テーブルを囲むように配置されている

「冒険王」、「新・冒険王」を見てきた
2作品同時に見たのは正解だった
冒険王の時代設定は1980年、新・冒険王は2002年
それぞれの時代を反映するモノが小道具として配置されている
1980年は、ウォークマンであり平凡パンチ
2002年になると地球の歩き方や六カ国会話本が現れる
2002年の方が、ベッドに掛かっているモノの量が圧倒的に多い

私のイスタンブール経験は1974年にさかのぼる
9月17日にパリ方面から列車で到着、22日、アンカラに向けてバスで出発している
宿泊したのは、冒険王の舞台となったようなドミトリー
旅行者の交差点であり情報の交差点である
舞台で交わされる会話は、まさに長い間日本を離れさすらっている旅行者たちのもの

新・冒険王は日韓共作の作品で、日本語・韓国語・英語が飛び交う
このマルチリンガルな会話も、「あるある」感満載で懐かしい

数年来の宿題をやり終えた感じ