2013年1月30日水曜日

1月の読書

街場の文体論 内田樹 ミシマ社 2012
こんな夜更けにバナナかよ* 渡辺一史 北海道新聞社 2003
日本人と不動産* 吉村槇治 平凡社新書 2011
天頂より少し下って* 川上弘美 小学館2011
梅原猛の能を観る* 梅原猛 朝日新聞社 2012
悪名の棺 笹川良一伝* 工藤美代子 幻冬舎 2010
戦後史の正体* 孫崎享 創元社 2012
1976年のアントニオ猪木* 柳澤健 文藝春秋 2007
武学探究 甲野善紀・光岡英稔 冬弓舎 2005
荒天の武学 内田樹・光岡英稔 集英社新書 2012

2013年1月20日日曜日

合掌行気以前

大井町火曜日の夜学は「活元運動以前」と「合掌行気と内観的愉気」を一週間おきに行うというスタイルで始まった。はじめてみると後者も「合掌行気以前」とうタイトルに変えた方がよさそうである。行法としての合掌行気であれば、両の手のひらが合わさった後に何が起こるかに力点が置かれても不思議ではないが、稽古として行うとなると、むしろ前半部分をどれだけ丁寧に行えるかが生命線になる。つまり、合掌行気というカタにどのように入っていけるかの追求が稽古になるわけだ。意志の力によって手と手を合わせ、合掌の形に持ち込むことは簡単である。それを意志の力に依らないで行うにはどうすればよいのか。カタの形成の問題というのは実に興味深い。他者との同調に求められる「カタ」という無意志にたどり着くために、人は先ず「カタに入ル」と意志せねばならぬ。この矛盾に折り合いをつけていくことが技になっていく。ヒトとして生きるこというのは実に厄介なことである。

2013年1月18日金曜日

紙の本を読む贅沢

Kindle Paperwhiteを購入
僕にとっては青空文庫リーダーといってよいのかな
青空文庫といっても、実際にはkindleに最適化されたファイルを
キンドルストアからダウンロードすることになる
実をいうとこの時点で、著作権の切れた文化遺産を皆で共有する
という青空文庫本来の主旨からだいぶ外れてしまう
キンドルストアでは、有料の電子書籍も並列して売られていて、
青空文庫本は価格0円の書籍という扱いになる
青空文庫本をキンドルストアで提供することで、アマゾンの購入
システムに慣れさせようという意図があるわけだ

さて肝腎のKPだが、モノとしてはちょっと淋しい
まあ、8000円に満たない端末に文句をいう方が間違ってるのだろ
うけれど
例えは悪いが、「紙皿で御飯食べてる感じ」とでもいおうか...
逆に、紙に印刷された本を読むことがどれだけ贅沢な経験である
かが浮き彫りになってしまった

KPで本を読むことは可能なのか?
寺田寅彦のエッセイは読めそうだが、長編はどうだろう