2012年11月8日木曜日

漫才のような日々

娘の友だちのダンス発表会を見に行くという妻に
「今日の発表会に鳳なんとかさんもでるんだっけ」と訊ねると
「そうよ。元宝塚の...」
「鳳唄子だっけ?」
「えっ?」
「いや、あれは京唄子だ」(鳳啓助とまぜこぜになっている)
「ふたりとも口大きいよね」
「???」(東の人である妻に上方漫才の話は通じない)
「鳳蘭だったのか。そういえば、月刊全生の昭子さんの文章に鳳さんの名前が出てたよね? あれって、鳳蘭なの? 鳳蘭っていくつ?」
「50代じゃないの?」
(wikiで調べる)
「60代半ばじゃないか。それならアサちゃんが5歳として、年代的にはあり得るね」
(再びwikiで調べると、宝塚卒業後の初舞台が1981年になっている)
「ちょっと時代が合わない」
(再びwikiで「鳳」「宝塚」「劇団欅」で調べる)
「鳳八千代か? 知ってる? 水戸黄門に出てた人らしいよ」
「しらない」

と、こうやって文字化してみると、結構一方的な会話だ
しかも中身がない
この中身のなさこそが、夫婦の会話の真髄であるとも言えるw

*発表会じゃなくて「公演」と呼ばなきゃいけなかったようです
 主宰者は名倉加代子さんという著名な振付家だそう