2012年6月6日水曜日

白山稽古会

白山市に通いはじめて二年半になる
指折り数えてみたら、すでに30回に及んでいるではないか
稽古会のコアなメンバーは約十名
月一回の稽古会に根気よく付き合ってくれている
一回3時間の枠でできることは限られているが
それでも継続は力なりである

ここまで来ると、もう引き返すわけにはいかない
というか、ひとりひとりの顔を想い浮かべると
この人たちとならやってけそうな感触を持てるようになった
こうなると月のうち一週間でも稼働できる拠点がほしい

一年ほど前から拠点になる場所を金沢松任エリアで探してきた
候補になりそうな物件もいくつか見た
ただ如何せん土地勘がない、地元事情にも暗い
これいいかもと思って意見を聞くと、駐車場がないとね〜と却下されてしまう

ここまで、稽古の会場は市が管理する古いお屋敷の一室
大正昭和期に活躍した地元出身の豪商が所有していた建物を移築したという
木をふんだんに使った実に立派なもの
たしか文化財にも指定されている
いってみれば、ここが白山稽古会のホーム

駅から徒歩3分の物件を紹介された
これはジモッティコネクションのたまもの
早速、中を見せてもらったが、これが70年代に特徴的な和洋折衷の代物で
暮らすには申し分ないが、はっきり言って稽古場向きではない
ちょっとがっかりして帰ってきた

ところが、これ以上の条件
つまり、駅から徒歩3分、駐車場ありという物件が
この先出るだろうかと反問してみると
その可能性は低いのではないかという結論にたどり着く

着地点ではなく通過点
そんな風に考えれば、
この時点で拠点を確保しておくという選択肢もありでなかろうか
ホームはいつもの会場
そこから徒歩3分の仮稽古場、というのはありかもしれない

うーん悩ましい

(6/7 付記 結局、この話、流れてしまいましたorz. 機いまだ熟せず、なのか)